まゆげが上手に書けると、気持ち良く一日のスタートが切れることはありませんか?
顔の印象の8割を占めるとも言われる、目元。
まゆげとまつげは、どちらも、納得のいくメイクに欠かせないパーツですよね。
それは、スウェーデンでも同じこと。
日本と比べると、全員がメイクをしないと!という社会的なプレッシャー?はないものの、メイクを楽しむ女性も多い、スウェーデン。
街を歩いていると、ハリウッドスターのようなキラキラバッチリメイクに、思わず見とれてしまうことも。日本のような厳しい校則もないので、高校生でメイクをしている人も多く見かけます。
スウェーデンでは、どのようにまゆげをお手入れしているのでしょうか?
基本的に、日本と同様、まゆげの形をハサミ、ブラシで整える。必要のない毛は、毛抜きで抜くことが、日本よりも一般的です。
そして、まゆげの形は、顔の輪郭に合わせて決めると良いようです。
例えば、四角顔はがくが突き出ているのが特徴。この顔の形に合わせて「丸眉」や「カーブ眉」などの柔らかい丸みのある眉を選ぶと良いそうです。丸みを帯びたアーチを持つ豊かなまゆげは、顔立ちを中和し、柔らかくしてくれるそうですよ。
余談ですが、まゆげをアーモンドオイルやココナッツ オイルでパックしてあげると、まゆげの伸びが良くなるそうです。
お次に、まつげのお手入れについて。
スウェーデン人の、長くふさふさしたまつげを手に入れる方法をいくつかご紹介します。
まず、ヒマシ油。保湿効果があるそうで、まつ毛を強くできるため、長いまつ毛が手に入るそうですよ。 ココナッツオイルでも代用可能です。
ココナッツオイルは、マスカラを落とす際にもおススメ。 非常に脂肪分が多いオイルで、マスカラを溶かしながら、まつげに潤いを与えてくれます。
使い方は、ココナッツオイルをまつげの周りにマッサージし、コットンでやさしく拭き取るだけ。
スウェーデンにも、まつげの美容液は存在していますが、オイルなどのナチュラルな方法を好む人が多い印象を受けました。その一つに、ヴィーガンが関係していると思います。
日本では、あまりなじみがありませんが、「ヴィーガン」とは何でしょうか?動物性の食品を全く食べない人のことを指します。お肉や卵はもちろん、牛乳やバターも食べません。ヴィーガンになる理由は人それぞれですが、動物の権利を守るためや、環境のためにヴィーガンを選ぶ人が多いようです。
スウェーデンでは、ヴィーガンミートを始め、多くの商品が販売されています。
ちなみに、夫のお兄さんもヴィーガン。ヴィーガンのミルクチョコレートやハンドソープをクリスマスにいただくこともありました。
まゆげ、まつげともに、メイク道具は、日本と同じ。マスカラ、眉ペンなど、おなじみの商品が見られます。化粧品売り場は、世界各国、あまり大きな変化はないのかもしれませんね。
せっかくなので、日本とは正反対!?まゆげの色の決め方についてご紹介します。
髪の色が暖色系の場合、同じくまゆげを暖色系にすると、不自然になりやすいので避けるのが基本。そのためか、金髪の人もまゆげは暗いトーンの色を選んでいる人が圧倒的に多いです。日本の場合、黒髪なら、髪色よりもワントーン明るい色味にすることが多いですよね。
ボリュームが多い黒髪の場合は、まゆげも豊かな感じになるはずとのこと。同様に、細くて平らな髪にはボリュームの少ないまゆげを合わせる必要があるそうです。
髪の毛のボリュームと、まゆげの量を考えたことはありませんでした・・・。
とは言え、まゆげのケアは難しいですよね。
もちろん、スウェーデンにも、そんなまゆげを整えてくれるサロンが存在しています。まつ毛やまゆげを染めたり、まゆげの形を整えることもできますよ。
ところで、お隣の韓国では、まゆげのアートメイクの人気が高まっており、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
ファッションとしてのタトゥーが一般的なスウェーデン。
何と、まゆげのタトゥーも存在しており、通常は 4,000 ~ 6,000 スウェーデンクローナ(約52,000円~78,000円)の費用がかかるようです。
まつ毛は、エクステが人気のようです。国を問わず、長く凛としたまつ毛を手に入れたいと思う人が多いのでしょうか。まつげの状態に応じて、通常、それぞれの目に 30〜 60本のまつげが必要。
およそ 500〜 2,000 スウェーデンクローナ(約6,500円〜26,000円)かかります。
スウェーデンでは、メイクをすることは当たり前!という暗黙の?ルールは存在しません。
私が成人した時、母に「メイクは他人のためでもある」と教わりました。もちろん、きれいな人やモノは、誰かを元気にする力がありますよね。
でも、誰かのために自分が無理をする必要はありません。
私の友人も、ふだんに会う時はスッピン。パーティーとなると、バッチリメイクを楽しむ人が多いです。
その影響もあり、私も普段は基礎化粧品のみという生活をしてみました。すると、メイクが特別になり、これまで「時短、最優先」だったものが、時間をかけてゆっくり楽しめるように。毎日メイクをしない分、お肌自体が元気になるように、フルーツを意識して食べたり、食生活にも少し気を配るようになりましたよ。
負荷をかけない分、まつげも毛量が増えたように感じます・・・。
読者のみなさんは、まゆげとまつげ、どのようにお手入れされていますか?